言葉の遺産を次代に残せるのは「書ける人」だけでしょうか。
自分史や自叙伝を書き残す人が増えています。人生の証として綴られた自分史や自叙伝は、代を重ねるにつれて輝きを増す言葉の遺産です。
クリックすると拡大します 数十年におよぶ人生の歩みを、文字として書き綴ることは大事業です。膨大な時間、根気、そして伝えたいことを的確に表現する文章力、数十年にもおよぶ人生をよどみなくまとめる構成力が求められます。
自分史を書きたい、自叙伝を残したいと考える方の多くは、この高い壁の前で引き返してしまいます。
しかし言葉の遺産を次代に伝えるのは、これらの条件と才能に恵まれた一握りの人たちの特権であっていいのでしょうか。「書けない」からと言って、“言葉の遺産”を後世に残すことをあきらめてしまうのは、後継となる世代にとっても取り返すことのできない損失ではないでしょうか。
「人生口伝」は口述筆記による自叙伝作成サービスです。話し言葉を文字にする口述筆記によって、「言葉の遺産」づくりから「書く」という高い壁を取り除きます。
人生口伝は自費出版ではなく、一冊ずつ手作りされた「言葉の遺産」です。
「人生口伝」はいわゆる「自費出版」ではありません。
「自費出版」とは、原稿を持ち込んで自費で本を印刷製本することで、自前で原稿を用意しなければならず、印刷機を動かすため最小でも1百部、2百部という単位の冊数を刷ることになります。
印刷機器の進歩によって安価な自費出版のサービスも登場してきましたが、原稿を自分で書くことには変わりなく、製本も簡易製本となります。人生の証に相応しい上製本に仕立てようとすると莫大な費用がかかります。
「人生口伝」は印刷物ではありません。ご発言を文字に起こし、割り付けしたレーザー出力紙を少部数、手製本します。
手製本と言っても、この道の専門業者の手になるもので、仕上がりは人生の記念に相応しい上製本です。版組みも書籍制作に経験の深いブックデザイナーの手になります。
「人生口伝」は、話し言葉から子々孫々に伝え残す「言葉の遺産」をつくるもので、数百、数千部を印刷製本し、広く頒布、または書店流通させようとする「自費出版」とは性格が異なります。
父母への贈り物。簡易な社史。手作りだから小回りの利く活用ができます。
冊数を数部、数十部と限定することで印刷工程を省き、その費用を口述筆記と上製本制作に振り向けたところが「人生口伝」の特徴です。
一冊一冊が手作りですので小回りの利く活用が可能です。愛用してきた着物の布を表紙に用いたり、革の本を作ったりと、ご希望に沿って様々な本づくりが可能です。
原稿を提供いただければ口述筆記分を省いて安価に上製本をご提供できるので、自分史・自叙伝だけではなく、写真集や論文集などにご活用いただけます。
ご本人様の人生の総括としてはもちろん、創業者様のご発言を記録する簡易な社史や、ご子息様たちからご両親様へのプレゼントなどへも「人生口伝」をご利用ください。
子孫に残す「家伝」として
自分史・自叙伝は、代を重ねるほど後世にとって「家宝」としての価値を持ちます。私たちは、お客様の生涯を語られた「自叙伝」に加え、行政書士とタイアップした家系調査、地図・文献調査などによって、一族の歴史を明らかに、後世に残る本にまとめます。
安価な社史・記念誌として
創業者の言葉に勝る経営の教科書はありません。ポケットマネーの範囲で、永劫に続く「経営の指針」を遺しませんか。創業者、歴代役職者、功労者の証言を記録し、御社の事業承継にお役立てください。
「心の遺言」として
今や相続は「争族」と呼ばれることもあるほど。争いのない相続のためには「モノの遺言」「送りの遺言」「心の遺言」の3つの遺言が必要と言われます。ご自身の思いを次代に残す人生口伝は代表的な「心の遺言」です。